その1

 2ヶ月位前、6月のことだったか、ツタヤの期限更新のハガキが届いた。。
更新時はサービスでレンタルが無料で出来るということで、少し考えた末、ベリーズの1stアルバムを借りてみた。。


 その足で、当時やっていた映画「交渉人 真下正義」を見に行った。。
踊る〜シリーズは、特番も含めてTVシリーズ、そして映画2作もとりあえず見ているから、かなり好きな作品だと自分では思う。。
中でも今回主役の真下役、ユースケ・サンタマリアはタレントとしても好きなので、この映画を見に行くことにした。。


 このシリーズの中の真下は、いわゆる3枚目のキャラクター面が多く、今回の主演映画は発表当時、いつものキャラクターのままでの作品になるのかと思って、外伝としての扱いとしてもシリーズのクリッティー的にどうなのかと、お世話ながらも少し心配していた。。
しかし、実際見たらそんな考えの浅い憂慮などいらなかった。。
 とてもとても恰好の良い「仕事人 真下正義」が描かれた作品だった。。 いつもの3枚目の面も味付け程度に残しつつ、それでもいつもとはガラリと違う面から構成された作品になっており、定番のシリーズ物の外伝のそれとは違って、まるで全くの新作のように新鮮な感覚で見る事が出来て、大変楽しめた。。


 この作品は、地下鉄の車両を外部からのアクセスで乗っ取って勝手に走らせ目的を果たそうとする、ある理由から真下に挑戦を挑む犯人と、真下の交渉術の戦いの作品。。
犯人は電話による連絡のみで、姿を全く現さない。。 真下はその連絡時のみの接触で犯人像を読み出し、交渉していく。。


 犯人は目的を果たす為、ゲームを楽しむようにポツリポツリと謎を真下に投げかける。。 真下はその接触の中から犯人の真の目的を見出すべく、犯人の一言一言を聞き逃さない。。
真下が犯人の出す謎、そして目的の糸口に近づけば、犯人は逃げるかのように、あるいは実はその謎は元々目的に近づく答えを導き出すものでもなんでもない、全く関係の無いものかのように次々とキーワードを落としていく。。
追いつ追われつ、作品に引き込まれるスピーディーで息を呑む展開が続く。。
 そして、犯人はいよいよ追い詰められた挙句、こう言った。。

















          「 夏 わ か め 」
















はい、ドンドンドン ネタで〜す! ドドン ド ドン 言ってみたかったんで〜す!