花が見ごろです!!

 花といえば桜〜。というのはこの国での古典文学での常識となっているようなので、都合良く自分勝手にオイラもそう定義してみますが。。


 オイラの住む関東では、昨日までの冬に戻ったかのような気候に雨、という天気が回復し、今日はヒサブリに朝から青空が見えて気温も上がって春らしい天気。。
 丁度桜が満開になる中での天気の変化。。 全ての桜の木が完全に満開を越えた時に、あの雨が続いていたらすでに今日はほとんどの木が葉桜になっていたに違いないと思う。。 しかし桜は、寒くなったら開花の歩みを遅くしたり、満開を超えなければ雨風に晒されても多少もつのだという。。


 そうだとしたら、もちろん満開の桜もあったろうけど、まだほとんどの桜が満開を迎えていなかったのかもしれない。。 しかし、今日の陽気で歩みを速め、あっという間に満開になり、あとは散るだけ。。

以下自分の備忘録から

 街路樹の桜がまだ花を付けていて、久しぶりの日差しに照らされて白く輝いていて、目障りだった。 ほぼ満開になりつつ昨日までの雨と寒さで気候が逆戻り。 雨でほとんど花が叩き散らされたかと思ったけど、そんなことは無く、まだ半分以上は花を残しているような所も多かった。


 でも、今日の気温で一気にトドメだろう。 バサバサ散っていた。 今日のちょっと強めの風にも煽られて。


 暖かい風に吹かれて沢山の花びらが舞い散る。 その花びらの軌道はどれも当然ながら不規則で、儚く舞い散る。 散り始めの、少量がハラハラ散るのではなく、バサバサと終焉を見せつけるが如く‥、何かにあてつけるかの如く未練たらしく。 そして地面に舞い落ち、敷き詰めたようになっている花びらは踏みつけられ、土の地面では地面にめり込み汚され、アスファルトの上では車に踏まれ、すり潰されて千切れて薄汚れていく。


 実に無様だ。 さらに時間が経った花びらは茶色く変色し、さらに無残。 でも、自分はその時の桜が一番好きだ。 咲き誇っている桜なんて綺麗なだけで、自分はむしろ好きじゃない。 未練たらしく、汚く散っていっている最中の桜が一番見応えがあると思う。 今年も一番好きな時の桜が見れて良かった。

 でも、ここ数年毎年思う。。


また桜が見れるのかな。。


慢性的に支配されている「先の事に対する意欲の無効化」。。 この先自分はどれだけ先まで動いて生きているんだろう、生きなきゃいけないんだろう・・・